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File.43「殯」

   〜ブリタニア元ネタ観光043〜

ヘッジメイズにある詳細不明の建造物
古代アンデスの外科手術台とか
アステカ文明の生贄を捧げた祭壇とか模索しましたが
スターシア文庫小説「万葉恋綴」に扱った「殯」について
解説らしい解説をしていなかったため
少し触れておこうかと思います
  
えっと…タイトル読める人いらっしゃいますでしょうか
殯(もがり)と言いまして天皇崩御の際の儀礼の一つ
この儀式のみをあげつらって
死者と添い寝する天皇は悪魔崇拝だとかいう
出処不明のコラムを見た記憶がありますが
葬儀が済むまでの間に遺体を守る習慣は通夜といって
日本人なら普通に馴染み深いものだと思います
いやこれ東南アジアの仏教でも欧米キリスト教でも
普通に行われてきた習慣です
むしろ正教方面で広まってきた死者に別離のキスするほうが
私たちとしては眉をひそめがちな習慣ですけれども
事実これが伝染病蔓延の一因となった時代もあります
「允恭帝紀」によれば先帝を守ったのは次代天皇でなく
殯太夫(もがりたゆう)と呼ばれる臨時の役人で
御陵(みささぎ=天皇墓)が造営されるまでの期間を
殯宮(もがりのみや)を仮に設営して安置したという
造営規模によって数ヶ月から1年以上と期間は様々
このお話に登場する玉田宿禰太夫(たまだのすくねたゆう)は
朝廷に対する謀反の兆しありとのことで
追捕を受けるストーリーとなるのですが
御陵造営には多くの土木人夫が必要とされたため
しばしば讒言や政敵への罠に利用される事例が見られます
どうもこういったハメ技というものは
各種渡来技術とともに古代中国より
学問の一形態として流入していたように思われます
古代史を勉強するうえで楽しい側面でもあるでしょう
  
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